新撰組屯所【前川邸】

京都の端にある壬生村。新撰組は隊士が増えてくると、八木邸だけでは手狭になり、八木家の向かいにある前川邸を強引に借用する。八木家よりも大きい前川邸では、土方歳三が中心になって剣術の稽古を行っています。
芹沢鴨暗殺後、ただ一人暗殺から逃れた野口健司も、なんらかの理由で切腹することになります。大河ドラマでは野口は殺さず、逃がす演出になってますが、実際は切腹となっています。屯所での最初の切腹者は野口健司です。
隊士の林信太郎は「さすが野口さんだ、ご立派な最後でした・・・。」と語り残しています。介錯人の安藤早太郎はそのあとすぐに、平気な顔して八木家の餅つきを手伝ったということで、みな驚いた逸話も残っているそうです。
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新撰組内部の厳しさも続いていきます。新撰組ナンバー2の山南さんも脱走します。親切者は山南か松原といわれるくらい、やさしい心の持ち主です。そのやさしさが新撰組と別れる原因となったのでしょう。そして前川邸で近藤から切腹を命ぜられます。山南は意外な落ち着いた態度で、「切腹を命ぜられて、ありがたき幸せに存ずる」と答えた。同日夕刻腹を切った。「浅野内匠頭でも、こう見事には相果てまい」と近藤をいわしめたほど、見事な最後だった。
死の間際に恋人の明里が最後の別れをした、西の出窓は残っていません。

切腹なんてと思いますが、まだ150年程前の話。ただただ驚きと複雑な思い。
山南さんが死んでから、微妙に新撰組が傾きかけていくのは間違いないと思います。
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by nishidaiku | 2006-08-29 23:59 | 幕末とか歴史
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